あらすじ
某県の猫実(ねこみ)市にある猫実工業大学とその周辺が舞台。
物語は主人公で(連載開始当初)猫実工大生の
森里螢一(もりさとけいいち)が『お助け女神事務所』に
間違い電話をかけてしまったことから始まる。
螢一は、自分が電話番号を間違えてしまったと思い込んでいるが、
実はそうではなく、螢一を救済するために
神界でのシステム「ユグドラシル」の機能が働いたことによる。
間違い電話に気付いて慌てて電話を切ろうとした螢一だったが、
電話先の相手は「今からそちらに伺います」と言い残し、
次の瞬間に鏡の中からベルダンディーと名乗る女神が現れた。
女神のベルダンディーは慌てふためく螢一に、
如何なるスケールの願いであっても「たった一つだけ」叶えると言う。
螢一は、今まで女性と縁が無かった事とベルダンディーの美しさに圧され、
つい、「君のような女神に、ずっとそばにいてほしい」と言ってしまい、
ベルダンディーと螢一は共に日常を過ごすこととなった。
この「たった一つのお願い」は大富豪となることも、
世界の滅亡を招く事も正に「お望み次第」だった訳だが、
結果として螢一の「チビで貧乏、不細工でモテないというコンプレックス解消」
である「ベルダンディーとの交際」という望みは叶えられ、
2人(?)は様々な幸運(強制力という神秘的な力)に
助けられて、一つ屋根の下に一緒に暮らすこととなる。
さらにこの同棲生活に干渉するべくベルダンディーの姉で
薬マニアのウルドと妹でメカフェチのスクルドも押しかけ、
螢一は益々「非常識な日常」を送る事と成った。
ストーリーは、螢一とベルダンディーの交際話はもちろんのこと、
螢一が所属する自動車部での出来事や、猫実工大の人々の話、
女神の活動範囲の侵食(シェア争い)及び封じ込めにやってきた
悪魔マーラーとの対決(や交流?とその結果起こる破壊と再生)など、
様々なストーリーが同時進行の形で展開していく。